
王子の耐蝕ゴムライニングは検査体制も万全
母材検査
弊社で製作した母材は、ライニングを施工する前に、使用目的に応じて当社「母材検査基準」に基づき、寸法・水圧・バランスなどの各種検査を厳重に実施いたします。
ご支給の母材につきましては、当社「母材の設計と製作上の要望事項」に従い、ライニングに適するかどうかを検査いたします。
ピンホール検査
高電圧テスター端子からのスパーク放電をライニング表面に走査し、不良箇所を検出します。
高電圧のスパーク放電がライニング部分に当たると、ライニングに欠陥がある箇所では、青白い連続的スパークを起こし、容易に検出することが可能です。
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硬さ検査
硬さ試験機により、ゴムが適正加硫されているかどうかを調べます。
硬質ゴムにはタイプDデュロメータ型、軟質ゴムにはタイプAデュロメータ型硬さ試験機を使用いたします。
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厚さ検査
磁石式膜厚計を使用してゴム厚さを測定し、ゴム厚みが所定の厚さかどうかを確認いたします。
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外観検査
目視および打診により、ゴムライニング面の使用上有害なウキ・欠陥などの有無を調べます。
その他の検査
気密試験、耐圧試験、撹拌試験、水圧試験、満水試験などがあります。
耐圧試験・撹拌試験は、必要に応じて、ご協議のうえ行っております。
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